21 9月 2025 - 15:21
基地外で武装した米兵に抗議、京都の住民が声を上げる

京都府京丹後市で、住民や地元活動家がXバンドレーダー基地の外での米兵の存在に抗議の声を上げ、生活や安全への懸念を示しました。

2025年9月20日、京丹後市の住民約40人と、「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」や「米軍基地反対丹後連絡会」のメンバーが、Xバンドレーダー基地前に集まりました。彼らは、米兵の基地外での活動や、日本・米国・オーストラリアの共同演習「オリエント・シールド25」(9月16〜24日)に抗議しました。

参加者は、8月30日以降昼夜を問わず稼働している基地の発電機の騒音にも抗議しました。増田光夫氏は、これらの活動が市長への面会要求につながる重要な力となっており、毎月のチラシ配布も住民への情報伝達に役立っていると述べました。

地元住民の永井友昭さんの案内で、参加者はXバンドレーダー建屋や発電機を視察し、騒音の大きさに驚きました。米軍は2018年の商用電力導入以降、発電機は平日日中の緊急時のみ使用すると約束していましたが、この日も騒音は続きました。

演習中、基地内で小銃を持った米兵とみられる戦闘服姿の参加者も確認されましたが、演習内容の詳細は不明です。

多くの住民は、長期にわたる米軍の存在と騒音に疲れを感じており、日常生活に影響が出ていると語ります。SNSでは、家の近くで武装した米兵を見ることに耐えられないという声や、日本における米軍政策の見直しを求める声も上がっています。

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